実は、この記事の中には、あまり具体的な解決方法が書けていないのですが、今回のアップデートが一体何が起こったか事を自分の記録として残しておきます。
スタートメニューの勝手な入れ替え
それまでタイルライクなメニューにしていたのですが、勝手にWindows7のようなメニューに変更されていました。
しかも、登録していたアプリケーションがすべて、そこから消えています。もちろん、プログラム本体は残っていですが、設定していたショートカット的な動作がすべて登録のやり直しを強いられました。
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アプリの勝手な追加
WindowsUpdateが終わってみると、いらないアプリが勝手にインストールされています。
しかも、右クリックでは簡単にアンインストールする事すらできない、そんなメーカー側の押し付けのアプリをインストールされても、使おうとする考えは全く私にはありません。
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相変わらず更新が遅い
毎回、毎回異様な遅さです。
そして、その間に業務が止まってしまう。
数時間、下手をすれば数日間にわたって動作が不安定になる事があります。
人様の財産であるパソコンの動作を勝手に遅くし、勝手に不要なアプリケーションをインストールする行為、それが果たして「メンテナンス」や「安全性の向上」といった言い訳で本当に許されて良いのか、甚だ疑問です。
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VBスクリプトの及びバッチファイルの動作がおかしくなる
業務に使っているアプリのため詳細は書けませんが、一部のバッチファイルにおいて、それまで暗示的に書いていたスクリプトの起動命令を明示的な書き方に直す必要が生じました。
つまり、起動するソフトウェアの指示を削除しなければ動かなくなる、という状態です。
また、一部の機能において動作が明らかにアップデート前とは異なるため、それに対応するスクリプトへの修正などが求められました。
バックグラウンドで動くプロセスの勝手な増加
アップデートをすると、重いと言われますが、実際に動作プロセスを見ると、動作に関係のないプロセスが勝手に復活している事があります。
これは意図的にユーザーのパソコンの動作を遅くして買い替えを狙っているとしか私は見えないのですが。
これらの事を総合して考えると、Windows10とは、自動的に何かをさせるような動作での使い方には非常に難しいのでは、思わざる得ません。
つまり、安定性が全くない、もしくは、人間が操作する事を前提として作られたOSとなります。
アップデートの裏側にあるマイクロソフトの意図
なぜ、このような余計な事をするのか。
それがマイクロソフト社からWindows10が最後のOSであると主張しているため、Microsoftが利益を出すために勝手にアプリケーションなどを導入させ、そして、それに対し購入行動を起こさせる。
そうしなければMicrosoftの経営が成り立たない側面もあるのでしょう。ただ、それを強制的にインストールする行為は甚だ迷惑以外に何者でもありませんが。
これはWindows10のパソコンに限った事ではなく、アップル社のiOSやGoogleのAndroidOSなども言える事ですが。
動作が重くする事によって、もしくは、そのOS自体のサポートを打ち切る事によって、その機材を陳腐化させ、そして、新しい機材を買わせようとする思惑が丸見えです。
そんなような事をするメーカーは「資本力の限界があるため」「サポートを打ち切らざるを得ない」もしくは、「ユーザーの使用割合などを鑑みて」、そのような行動していると主張するのでしょう。
しかし、まだまだ使えるハードウェアをメーカー側の思惑で一方的にサポートを打ち切る行為が、大きな非難の声もなく、当たり前のように行われている状況に、私は強い違和感を覚えざるを得ません。