就職先
やはり若い人が有利です。30代半ば位までで、人との会話がきちんとできれば仕事はあります。ただ、それが正社員かどうかはまた別の問題ですが。
たとえ派遣であったとしても継続したスキルを積み重ねてゆけば、職歴、スキルとして評価されるものになります。一番問題なのは目先の日銭を稼ぐために脈略のない転職を重ねてしまうことかもしれません。
人間関係
年齢がピンキリなので交友関係を持ちたければ持つもよし、そうでなければ一人で本を読んで過ごすもよし、少なくとも私が行った時はクラスの中はかなり個人主義的な感覚を持ちました。
実際、そのほうが私も楽でしたし。学習とは悩んで、考えることにこそ意味があるのですから。
ただ、教官によれば回によってはクラスの団結が強い時もあったとのこと。
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時間が足りない!
これは生徒も教官も同じように言った言葉です。
6ヶ月という期間の中でプログラミングの習得、それをハードに対応した使い方、ハードの仕様の理解など、詰め込み教育であることは確かです。できればこのコースは1年くらいあったほうが、より習得度を高めることができるのでしょうけれど、公的な予算とか色々と難しい面が有るのでしょうね…。
ニートにもお勧め
これまで社会に出たことがなく、引きこもり、ニートをしている人にもぜひお勧めです。
別にコミュニケーション能力はなくても何とかなる学科ですし、普段PCを使っている人ほど有利な場面も多くありました。
実際、ある程度以上のタイプ速度がないと厳しいかもしれません。また、プログラミングができれば世界は確実に広がります。
この科で習うのはC言語を中心とした言語ですが、現在ウェブ系などで使用されている言語、java,PHP,perlなどはC言語ライク(c言語できれば、基本程度はまず書けるはず)な書き方なので、ここで学んだ知識はかなりの部分が応用が可能です。
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総論
個人的には極めてオススメな学科です。
ただし、それはPCのプログラミングが面白いと思える人、という前提がつきますが。
毎日学校に通って講義とプログラミング実習、それが楽しいと思える人にとってはパラダイスのような毎日です。何を隠そう、私のことですが。
ただ、現状の就職難に本当に役に立っているのか、と問うと微妙なところでしょうね。
これまで何らかのプログラム言語やPC関連の仕事をしていたのであればスキルアップとして企業も認めるのでしょうけれど、ゼロベースの人がそれらの言語を学んだ場合は現実問題としては、厳しい部分があるかもしれません。
企業は即戦力を求めますが、それってつまりは、企業が費用と手間暇を投入して人を育てることを拒み、美味しい部分だけを頂こうとしているとしか思えないのですがね…。
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