スマートボールという遊戯がありました
今、このブログでは私の年代に生じていた記録として書こうと思っています。それは私が書ではないのかとければ次の世代に伝えられないであろう記録を残す意味での記憶です。
今回は失われた「遊戯」についてです。
パチンコとパチスロがありますが、実はまだ私が学生時代だった時代にスマートボールそして、雀球という遊戯がありました。どこにあったか、については大学の有った場所とイコールのため、書くのは控えたいと思いますが、ともかく、そのような施設が営業されていました。
私が「遊戯」していたのはスマートボールの方ですが、このスマートボールはいわゆるパチンコの羽根モノの大型台といったところでしょうか。
私は今はパチンコなどの「遊戯」は全然しないのですが、ボールの大きさが大体2センチ程度あるパチンコ台と考えてもらえれば良いと思います。
残念ながら写真を持っていないのでリンクを貼らせて頂きますが、このような感じでボールが顔面の上を流れてくるのです。
懐かしの「スマートボール」が現役稼働中! 昭和の雰囲気たっぷりの遊戯場「ニュースター」で遊んできた
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1710/08/news024.html
私の行っていた場所はガラスのボールではなくプラスチックの白い丸いボールでした。それが台のあたりの穴に入ると玉が15発、もしくは、5発「ガラスの上」に出てきて、それがおそらく45球(記憶が曖昧)貯まる事によって景品と交換ができました。
上記のリンクと異なるのは、球を「借りる」ときは100円玉を入れますが、その後、硬貨投入口の上についているレバーを自分の台の方向に向けて倒すと、球が「貸し」出された様な記憶があります。
獲得した球を計量するときは、平行四辺形のピンク色プラスチックのトレイに玉を入れ、トレイ全てを球で埋めれば「景品」と交換、の流れです。
ちなみに、景品を交換してくれるのは、なんと人力。
スマートボールの台の後ろに通路があり、そこに店員の人がウロウロしていた感じです。
また、盤中に球が引っかかれば5発球をもらえる、というサービスも有りました。(私は使いませんでしたが)
その景品はあるチョコレート菓子で、そのチョコレート菓子は、「なぜかその近くにある古物屋」に持っていくと、「買い取ってくれる」不思議なシステムでした。
いわゆる特殊景品ですが。今はそのスマートボール自体が存在しませんので、念のため。
遊戯としてのスマートボール
今、パチンコのギャンブル性、その中毒性が指摘されて著しいですが、このスマートボールのは一日中遊なので、どんなに負けたとしても5000円も負けない、逆に勝ってもも3、4千円も勝てない、ようなシステムでした。
そこに集まっていたんだのは、おじいちゃんとおばあちゃんばかりで、店の中には演歌が一日で流れ続ける、まさに昭和のような光景でした。ちなみに、年代的には2000年代の前半、とだけ書いておきます。
店の中にテレビの設置された休憩コーナーがあり、ぼけーっとテレビを見ている人も居たり。
学生時代の思い出として
私は学生だっためお金はなかったのですが、時間は多くあっため、そのようなスマートボールに入り浸っていました。
入り浸ると言っても、せいぜい何時間か程度なのですが、その後、大学を卒業して社会人になったのですが、その後はパチンコは一切していません。
パチンコはあまりにもギャンブル性が強く、お金と時間を考えるとあまりにも損失の方が大きいと言わざるを得ません。
あくまでも遊びとしてであればスマートボールは楽しかった、と考えています。
また、それがゆえに、ギャンブルの怖さをほんの少し、知る事ができた事も事実としてあるかも知れません。
今回はあくまでも私の学生時代に存在した遊び方事について記録として記述しましたが、もちろん、今の私はギャンブルは一切しません。