Raspberry Piは絶対確実に壊れます。壊れる前の予兆の一覧。

ラズベリーパイの壊れる前兆

ちょっとしたテスト環境などの構築にRaspberry Piはすごく便利なのですが、壊れます。もうそれはそれは、確実に壊れます。今までに私のもとで3台位Raspberry Piがお亡くなりになっています(苦笑)

Raspberry Piが壊れる前の予兆 すべて私が経験済み

  • ファイルが新旧が反映されなくなる
  • なぜかSFTPでログインできなくなる
  • apache2が動かなくなる

これらの症状が出た場合、即座にFTPなどで接続し、SDカード中のファイルを退避させるべきです。早ければ数分、運が良くとも数日で壊れる可能性があります。あげくのはては、FTPですら接続できなくなることが多々です。


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とはいえ、その後SDカードを交換すれば普通に動くのですけれど…。

つまり、正確にはRaspberry Piが壊れるのではなく、SDカードが壊れる、ということですが。

ただ、これも不確定要素があって、同じ構築環境、同じプログラムを同じ型番のSDカードで動かしていても、1年以上問題なく動くSDカードもあれば、数ヶ月で壊れてしまうSDカードも有り、ある意味「運」とも言えてしまうかもしれません。

そもそも論で、SDカード、マイクロSDカードにOSを構築する、ということ自体が無理がある気がします。

いわゆる、静的html環境、またはjavaScriptなどで「ブラウザ側を動的に動かす」プログラムなどであればあまり問題はないのかもしれませんが、PHPやperlなどで常にサーバ内でスクリプトやファイルが読み込みと書き込みのアクティブな動作をするような運用には絶対に向いていないのではないでしょうか。


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では、どうするべきか

そのため、環境構築については複雑な構築方法は避け、シンプルな環境を構築すべきでしょう。

ハードディスクを用いた「普通のサーバー」であれば、init.dなどをいじって、OS側の設定を利用したサービスなども私は作ったりするのですが、Raspberry Piでそれをすると、壊れた時のリスクが大きすぎます。

Raspberry Piの場合は、デフォルトでの環境を極力利用し、その上でプログラムが動くようないわゆる「枯れた」、「シンプルな」プログラムを書くように、かつ、サーバ外へのデータとプログラムのバックアップを常に心がけておかないと、作ったは良いが、運用中、色々と大変な事になるかもしれません…。

もしくは、Raspberry Piを常に複数用意しておいて、片方を冗長性を向上させるための予備サーバとして待機、もしくはNKFなどでリンクさせておくのもアリですが、それをしても結局データの移行ができない、複数台を構築する手間などを考えると、根本的解決には結びついていない、単なる延命手段にすぎないのが実情でしょう。

実際、私の環境では頻繁にサーバをいじったりするので、場合によっては旧サーバと新サーバでの差異が大きすぎ、などの問題も出てくるでしょうし。

別の方法としては、githubなどを使う手もありますが、小型サーバにそこまで手をかける、というのはお手軽さがウリのRaspberryPiにはやや似つかわしくないかもしれません。


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根本的対策として

結論として、Raspberry Piはあくまでも簡易的なサーバで、そこで動的サーバを作ると寿命が極めて短いですし、そこに「信頼性を求められるサービスを作る」ための環境としては疑問符がつきます、ということですね…。

一時的なサーバ、もしくは組み込みハードウェアとして使うのであれば良いかもしれませんが、「普通のサーバー」として常用することは、耐久性のリスクを考えた場合、おすすめできないものです。

その代替案としては、AtomCPUなどの、低消費電力PCのサーバへの流用、もしくはNASのサーバの流用など、「HDDを持ち」、かつ電源ユニットを持つ小型デスクトップPCが良いのかもしれません。

少なくとも現時点においてはマイクロSDカードよりはHDDの方が耐久性は上なのですから。

結局、Raspberry piはあくまでも「Linuxの動くシングルボード」であり、耐久性や冗長性を第一に考えて設計されてものではない、との認識を持つべきでしょう。

もちろん、技術的にはWebサーバやファイルサーバの構築は十二分に可能ですが、技術的可能であることと、それを実運用に耐えうる状況に持ってゆくことは異なります。

サーバは本体の値段よりも、それを構築、維持する手間のほうがよほど高くつくものですから。

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