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そもそも、良い音とはなにか?
一体いい音とはいったい何なのか、私の考える良い音とは、それぞれの楽器、ドラム、ベース、ギター、ボーカルの音を聞くことのできる事を、「いい音」であると私は考えています。
バンドミュージックの楽器構成とは、リズム隊ではドラム、ベース、メロディもしくはバッキングのリズム隊としてギター、そしてメインのボーカル。あと、バンドによってはこれにシンセサイザーが加わる事があります。
それらの楽器のは、それぞれ固有の楽器音域、つまり音を出す周波数があり、それらの音域がくっきりと別れていると、非常に聞きやすい音になるのではないでしょうか。
まあ、シンセサイザーや鍵盤系は全音域を出すことができますが…。
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何を聞きたいのか?
恐らく一般の人にとってポップミュージックを聞く場合、何を聞きたいのか、と問うと、ボーカルをいかにして盛り上げるか、という事ではないでしょうか。
女性ボーカルなどの高音であれば、ベースとの対比を楽しむ、男性ボーカルの場合であればB’zなどが分かりやすいですが、ギターとボーカルとハーモニー、などの楽しみ方でしょうか。これは私の個人的な趣味をあげたものであって、音楽には様々な楽しみ方があります。
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スピーカーは何を選ぶか
パソコンで音楽を聞く場合、スピーカーは高いスピーカーでなくてもいいと思います。
私が使っているのサンワダイレクト、もしくはエレコムのpcのスピーカーです。ここれらにはウーファーがついていて、サイズからすれば、かなり低音がきちんと出ます。そもそも低音が出せなければ音作りができません。価格的には数千円くらいです。
また、ある程度のスピーカーの大きさがあった方が低音域に対して余裕があるので、音作りをしやすいのも確かです。また、高音域は別のスピーカーを設置するなどの方法も良いかも知れません。
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ソフトウェアイコライザ
ウーファー付きスピーカーをそのまま繋いでも、あまりいい音は出ません。眠たい音、濁っている音、と言った感じでしょうか。
ではどうすればいいのか? ソフトウェアイコライザーというソフトを使います。私が使っているイコライザは下にリンクを貼っていますが、使い方に関しては各自調べてみてください。英語ですけど、なんとかなりますので。
ソフトウェアイコライザーを使う場合、自分の聞きたい楽器はボーカルも含めて、何かを意識において調整すると、いい感じに音をつくる事ができます。
ソフトイコライザーとは、音をある領域を強く出すためではなく、重要な領域を強調するために他の領域を出力を減らす方がうまく音を作ることができるかもしれません。変に特定の音域を強調すると音割れが生じやすいです。
ちなみに、私の場合はベースの高音域を上げて、ギターなどの高音部をカットする音作りが好きだったりします。
こうすることにより、ハッキリとしたベースラインと、それでいて聞いても疲れない音作りができるのではないか、と考えています。
とはいえ、このあたりは完全に個人の好みでしょうけれど。私の場合、あまりトレプル、つまり高音域を鳴らすと耳が疲れる感じがあります。
でも、ベースの高音域、すなわち、ベースの倍音は好きですけれど。
とはいえ、ソフトウェアイコライザよりは、もし可能なのであればハードウェアイコライザ、つまり、機材、ハードウェアとしてのイコライザを持っていた方が、より積極的な音作りをすることができます。
また、イコライザーの別のメリットとしてあまり大きな音を出さなくても自分の聞きたい音を強調する事ができるでも大きいでしょう。小さな音で自分の好きなサウンドを作る事ができる、これは非常に楽しいことです。
良い「音」と個人の考え方
とはいえ、ここまで書いてきましたが、良い音とは一体何か? と、問われた場合、それは結局個人の好みです。
もちろん、良い音を追求してゆけば、現在のオーディオ業界を見るまでもなく、上限はありません。
数百万単位でのスピーカーやオーディオシステムも存在します。しかし、良い音とは何を自分なりの基準を持っていれば、それは安い機材であっても様々な音作りを自分でする事によって、楽しむ事ができるのではないか、と考えます。
余談ですが、自分で楽器を何か一つでもいいので、実際に演奏すると、音、音楽に対する認識が変わるかも知れません。
実際CDやWebでの音源せ流される楽器の音と、実際に生で鳴らす楽器での音はかなり違います。
楽器の「生」で聞く音は、様々な倍音を含んでおり、その倍音が人間の耳にダイレクトに入ってくるからこそ、全く違う印象を受けるのでしょう。
それはベースやギターそして、ドラムまた、ピアノを全ての楽器に言える事です。