パソコンは必ず重くなる
経験原則的な事を書きます。
パソコンとは、基本、使っていれば使っているほど必ず重くなります。
それの原因とは、パソコンを使っている事によりハードディスク内に様々なファイルが溜まる事によって、ファイルハードディスク内でのアクセス速度が落ちる事があります。
また、最近ではSSDと呼ばれる、いわゆるハードディスクタイプではない巨大なメモリのような装置の使う事によって圧倒的にファイル感の移動速度を早くし、その結果として全体の動作速度を向上させる記録媒体もあります。
しかし、それを使ったところで、ファイルが増えればパソコンの動作速度が遅くなるのは言うまでもありません。
また、これはWindows10になってから非常に強く思うのですが、アップデートと称しながら、ソフトウェアをWindows10が勝手にダウンロードしようとする傾向が非常に強くあるように思えてなりません。
それはストアアプリなどとも呼ばれますが、マイクロソフトの押し付けによる余分なソフトをインストールさせられていると考える事もできるでしょう。
自動アップデートによって、それまでは動いていなかったバックグラウンドプロセス、すなわち、普段、人間が直接的には認識する事もない背景で動いているプログラムが勝手に増えた事例を私は経験しています。
マイクロソフトとしては「非常に便利な販促方法」として捉えているのでしょうけれど、人様のパソコンのメモリを勝手に使用するような、また、その停止方法を明示しないサービスの押し付けについて、私は非常に強い疑問を感じます。
マイクロソフト自体が、もはやWindows10最後のOSにする、などの発言もあったように、Windows10を日々バージョンアップさせていく事によって、自分達のクローズドなマーケット内でのアプリ販売などへ誘導して行こう思惑があるのでしょう。
そのため、バージョンアップによる勝手な機能追加、とは、パソコンの速度低下を招いて招いている事に他なりません。
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確実な速度低下の抑制法として
最も確実な速度低下の抑制方法としては、作成したデータやダウンロードしたデータを外部のハードディスクに保存することです。
たとえどんなに本体のハードディスクに空き容量があったとしても、データが書き込まれた内蔵のハードディスクは、ファイル数の増加によって、アクセス時間は必ず低下するのですから。
また、こうする事によって、万が一本体のオペレーティングシステムが壊れた際にも、復旧をしやすい事が副次的な、しかし大きなメリットとして挙げられます。
やや話は飛びますが、これはスマートフォンのアンドロイドも全く同じ事を行っています。
それどころか、アンドロイドOSの場合、基本的な日本語変換ソフトでさえ、バージョンが「低く」なると、使用できないなどの状態になっていますが…。
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マイクロソフトが行う勝手なアップデートにいかに対応するか
パソコンの余分なサービスを定期的に監視しそして、不要なサービスは停止していく、そんなアナログ的な対応が必要になります。
パソコンのサービスの停止については様々な方法はありますので、各自調べてみてください。
ただ、サービスの停止とは、あまり実はパソコンに詳しくない人にオススメしがたい行為ですが。
それは、ヘタに触る事によってパソコンの起動そのが行われなくなる、などのリスクがあるためです。
少し話がずれますが、Windows10者は非常にOS自体が脆弱なのではないかと思ってしまう事があります。
これまでOS自体がクラッシュし、やむを得ず復旧ポイントまで戻した事がありましたが、、自分が作成していたプログラムがその時点まで戻されてしまうという、非常に恐ろしい経験をした事があります。
これはスマホなどにおいても同様ですが、ハードウェアの高速化自体は確かに進行していますし、便利なもしくは、面白いアイデアを詰め込んだソフトウェアは出てきます。
しかし、それらは結局のところハードウェアとソフトウェアとの関係性自体は10年前20年前と何ら変わる事なく、結局どのように高速化したパソコンであれ、スマホであれ壊れる時は壊れます。
また、Windowsストアアプリなどのように、強制的になにかのアプリをインストールさせられれば、すなわち集中管理をされれば、意図的にパソコンの動作速度を遅くさせる事すら可能ですから。
そのためには結局、10年前や20年前と全く同じように、必要な情報はバックアップを取っておき、パソコンやスマホががクラッシュした際にはそれを再構築できるような環境を常に作っておく事が必要です。
ただ、それは言ってしまえば、結局、本質的には何もパソコンは進化していない事があるかも知れませんが。
結局、パソコンやスマホが「便利」になるのは、人間が触ることのできない、もしくは通常であれば認知しない部分が、どんどん肥大化していることに他ならないのですから。