ぬか漬けのメリットとデメリット
メリットとしては、美味しいお手軽野菜と栄養が取れることです。
また、若干のデメリットとしては、ぬか漬けは、つねに一定程度の手間をかけることが可能な環境でなければ厳しい、ということでしょうか。
ぬか漬けは美味しいし便利
私は自分でぬか漬けを作っていますが、ぬか漬けがあれば、少し小腹がすいた時に、冷ご飯とぬか漬けでお茶漬けを作れば、それで簡単に食事を行うことができる、非常にお手軽で美味しい食べ物です。
また、チャーハンに刻んで入れても美味しいです。
塩分が心配と、いう方もいますがその場合場、きゅうりが良いかもしれません。きゅうりは、その中に含まれているカリウムが塩分の流出を促進すると言われます。
ぬか漬けを作る際に用意するもの
- 塩
- ぬか
- 根菜類
- 冷蔵庫に入れておいても苦にならない大きさの容器
作り方は簡単です。
ぬかに水を入れ、その固さが粘土くらいになったら、その重量に対して1割弱ぐらいの塩を入ます。
とは言え、最初は乳酸菌が不足しているため、ぬか床を作ってから最初の5日から10日ぐらいはあまり美味しくないですが…。
正確には単なる塩付に近いものになってしまいます。その期間を経過すると、野菜についている乳酸菌が繁殖し、美味しく食べることができるようになります。
当然ですが、ぬか漬けを食べる時はぬかを洗い落し、食べやすい大きさに切って食べます。
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ぬか漬けの調整
味が薄い、酸味が強い時は塩を足す。
ぬか床が水っぽい場合はぬかを足す。
味が酸っぱくなる場合は過剰発行ですから、塩を足す、もしくはぬかを足し、発酵を抑えます。
ぬか漬けの粘度は、粘土より少し柔らかい位で私は作っています。
あと、私は春以降はぬか漬けの容器そのものを冷蔵庫に入れています。特に最近の夏の暑さでは、異常発酵が起こってしまい、酸っぱくなることがあるのですが、冷蔵庫の中であれば年間を通してほぼ一定の温度なので、管理がしやすくなります。
あとは、1日か2日に一度はかき混ぜることでしょうか。これをしないと表面にカビが生えます。とはいえ、それは除去すれば全く問題ないのですが。
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ぬか漬けをかき混ぜる必要性
ぬか漬けの菌は空気を嫌うとのことで、空気が当たらない、内部で活動を活発にしているのに対し、空気に触れている部分は、ぬか漬けとは関係のない菌が発生しているとのことです。
そのため、これを数日に一度かき混ぜることによって、表面の菌を空気が当たらない状態にし、カビなどが発生しないようにするため、と言われます。
ぬか床につけないほうがいいかもしれないもの
小さなキャベツ、芽キャベツは漬けない方が良いかもしれません。以前、芽キャベツを漬けたのですが、その際、ぬか床が異常発酵してすごく酸っぱくなりました。
実際、ドイツのザワークラフトという、キャベツを千切りにし、自然に発行を促進させ、酸っぱい漬物にする、という料理があるのですが、もしかすると、キャベツは、ぬか漬けに入れると発酵が過剰に進んでしまうかもしれません。
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