ユーザー車検を受ける重要なコツ 軽自動車ユーザー車検体験記

はじめに 何も整備しなくとも車検に通るわけではない

私の車に対してのスタンスとしては
問題が大きくなる前に修理する
と言う方針です。ゆえに、少しでも走行中に異音、挙動変化などを感じた場合は、行き付けの整備工場にもって行きます。
決して「無整備で車検に通った」と言う事ではないです。
思い出せるだけでも前回の車検から今回のユーザー車検の間の整備として

タイヤ、四本とも交換
ガスケット、オイルシール交換
ドライブシャフトブーツ交換
ハザードスイッチ交換

など、結果的には車検前にかなりの部分の整備を行っています。

自動車とは
「壊れる」
のではなく

「ある部品が交換時期に来た」

と言うのが正しい表現であると考えています。

このページだけ見ると、どうしても間違った印象を与えかねない可能性があるので、一応、先頭に記述。


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軽自動車ユーザー車検の費用、持参物

まずは結論から。
ユーザー車検。
軽自動車、自賠責等コミコミ料金

36000円
(※年度、年式、地域によって変動の可能性大です。)

上にも書いてあるとおり、普段から整備はしていたので、特に問題は無いだろうと思っていたので、車検を受けるにあたって特別な整備などは行いませんでした。

まず、市役所に行って軽自動車納税証明書を取ってくる。
勤め人の人の場合、わざわざ役所に行くのは厄介かも。普通自動車だと陸運局の検査所で(つまり車検所と同じ場所で)証明書が貰えるらしいのだが…。
ちなみに、こういった書類は「委任状」を作れば、本人以外でも取得できるはずです。免許証のコピーに一筆書いて、「某に取得行為を委任する 名前 印」でOK。

持参物としては、
軽自動車納税証明書
車検証入れ丸ごと
工具
オカネ
印鑑


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軽自動車検査協会は市の中心部から大分離れてます。始めての人にはちょっとわかりづらい立地かも。

ユーザー車検の検査ラインで行うこと

いよいよ検査ライン。
まずはエンジンルーム内の確認。
私の車はノーマルなので全く問題無し。

次は排ガス測定。
これが実は一番心配していました。これで落ちたらかなり面倒なことになるでしょうし。
しかし、そんな杞憂も裏腹にあっさり通過。拍子抜け。

次にローラーの上に車を乗っけてブレーキ、メーター、ライト関係の検査。
これもあっさり通過。

しかし、ライト光軸で落ちる…。まさかこれで引っかかるとは…。

運転者は車内のままリフトの上に乗っけて 係員の人に足回りチェックしてもらう。
全然下回り拭いても無いし、何も変わった事はしていなかったが無事終了。

ライトの光軸が不合格だったので、近くの民間整備工場に持っていって調整。
三千円。まあ、光軸テスターのレンタル料金みたいなものでしょう。

その後、すぐに再検査。これは10分くらいで終了。待ち時間のほうが長かったかも。

全部合格した検査簿を軽自動車検査教会の事務書に持っていって、自賠責を払って、車検済みシールをもらって、以上で終了。

大体2時間くらいで終わりました。
途中で光軸調整が無ければ一時間半もかからなかった模様。

ユーザー車検のパス=安全性のお墨付き、ではない。

で、検査ライン出るときに検査官の方が一言。
これで車検は終了です。ただし、だからと言って今後2年間故障しない、と言う保証ではないですし、法定定期点検は必ず受けてください。

その通り。
結局、車検なんて「その時点では問題無く走る」と言うことの証明です。
極端な話、車検場を出た瞬間にハンドルが取れようが、エンジンが火吹こうが、「自己責任」になってしまう訳で…。

ユーザー車検をおすすめできる人

ユーザー車検は車のことを
キチンと気遣って乗っている人にはオススメできる
のではないでしょうか。
車検場では特にメカニカルな知識が要求される訳でもなく、運転技術が要求される訳でもありません。
ただ、日ごろからキチンと車の「異常な部分は整備しておく」ことは必要ですが。
乗りっぱなしでメンテナンス無しの車なんかだと、思わぬ部分で合格ができないかもしれません。



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