今だからこそ初代ゲームボーイ
私個人はゲームその者をまったくしません。ゲームをするのであれば、その間に一冊の本でも読もうかな、人だったりするのですが、初代ゲームボーイの画像は面白く、ウェブなど動画を含めで色々見てみたりします。
実のところ、私は初代ゲームボーイのリアルタイム世代であったりするのですが、今になって初代ゲームボーイを見てみると、これが非常に興味深いガジェットであったりします。
限定された機能、グラフィック、それらがおもしろさにつながる
今でこそブラウザゲームですら遥かに初代ゲームボーイのグラフィック、性能ともに上回るの者ですが、しかし、その制限があるがゆえに行く表現に面白さが出ていると私は思うのです。
昔インベーダーゲームが爆発的にヒットしましたが、技術的に見ると全然大した事はないのです…。
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ハードウェアの進化はおもしろさにつながったのか
今のプレステ4などのハードウェアであれば、ゲームの表現的には行おうと思えば何でもできるのですが、それがおもしろさに繋がっているのか?と考えると疑問です。ゲームという虚構の世界でグラフィックをキレイにすることに意味があまり無いように思えてなりません。
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スマホゲームはある意味での退化
ただ、これに逆行する流れとしてスマートフォンゲームがあります。これはスマートフォンの限定的な性能をいかにして使い、ハードウェア的にはキーボードすらない状態で、どのようにプレーをするか、という意味ではこれは制限のあるガジェットと言える事ができます。
とはいえ、私スマートフォンゲームについても全く興味がなのですが
初代ゲームボーイの白黒4階で作り出されたグラフィックには制限の美学があります。
そして、それは制限があるがゆえにグラフィックデザイナーの知恵が詰まったデザインであると思うのです。
今のスマートフォンゲームってはグラフィック的には何でもできてしまうので全然見ていて面白くありません。また、それらの多くは広告つき、もしくは課金アプリから…。私は課金アプリという商売の仕方自体がすごく嫌です。
逆に、これだけスマートフォンやプレステ4などで、何もできる時代だからこそ、初代ゲームボーイを持ち、そしてそれで遊ぶ経験は新しいアイデアをも呼び起こすかもしれません。制限のある中で知恵で、それを乗り越える、それを人間が想像力で補う、だからこそ面白かったのかもしれません。
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おまけ
お勧めのゲーム。
ゲームボーイで疑似3Dを作ったゲーム「x」
今考えてみると、それは技術を開発費用でカバーするという非常に贅沢な、時代の徒花的なゲームかもしれません…。技術は金銭でカバーできる、という一例。