フェラーリは究極のエコカーである 自動車の耐用年数と市場価値について

中古自動車屋販売店の方とお話をする機会があり、そこで非常に面白いお話を聞くことができましたので、それについて書こうかと思います。

イタリア車の印象

フェラーリ、それはイタリアの車ですが、私も昔ベスパというイタリアのバイクに乗っていたのですが、それはそれはなかなか凄い乗り心地と、なかなかすごい運転生でした。

ただデザインはすごくいいのです。イタリア人とは、清水草一の言葉を借りるならば、「デザインには日本人の10倍情熱を傾けるが、壊れない車を作る事にかけては日本人の情熱の1/100もかけない」などと言われます。

それはさておき、フェラーリですが、この車たとえ事故をして、運転席より前がくちゃくちゃになっても、もしくは運転をしてひっくり返ったとしても、もしくは電柱に突っ込んで車が「くの字」に曲がったとしても、復活してしまうのです。

つまりフェラーリは廃車、という概念がないのです。

なぜフェラーリは復活し続けるか

なぜフェラーリは廃車にならないのか、具体的な話として、わかりやすい例で言うと、フロント部分がくちゃくちゃになったフェラーリと、同車種でリア部分がくちゃくちゃになったフェラーリの2代を持ってきて、それを前の生きている部分と後の生きている部分をくっつける、つまり、ニコイチにすることによって、またフェラーリを作る事がができますね、という話です。

では、なぜそれがフェラーリで行われるか、それは、それらの工賃払ったとしても、それでもなお、中古車で販売してそれらの工賃の利益を回収する事ができるからです。

つまりマーケットの需要さえあれば自動車はスクラップ、廃車にはならないのです。

これと似たような状況で、キューバでは自動車の輸入制裁によって50年台のアメリカ車が今でも現役で至る所で走っている、という物もあります。

自動車の寿命

つまり、フェラーリのは一回製造すると、それが30年たっても40年たっても、残りますし、逆に一定の年代超えてしまうと、逆に今度は「クラシックカー」としての需要も出てくるという状態になったりもします。

それらの自動車の寿命を考えると、フェラーリとは、スポーツカーにして究極のエコカーと言えるのかもしれません。

結局、一台の自動車を修理しながら長く乗る、それが一番のエコなのですから。

ちなみに、私はこのブログのにも書いたように日本車もきちんとメンテナンスさえすれば、記録15万キロ20万キロ普通に乗れたりします。もう、ネオヒストリックカーと言えるかもしれませんが(苦笑)

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