コミックの生き残りの困難さについて、もしくはコミックの不都合な事実

私はコミックは学生の頃に読んでいただけ、なのですが、amazonの電子書籍リーダーkindleが日本向けにコミック専用のタブレットを発売されるなど、日本においては、かなり発展している状態だと思います。

ただ、状況が今後将来的に続くのか、と考えると私はかなり疑問な点が多いと思います。

漫画は書くのが非常に手間がかかる

漫画を描くにはともかく時間がかかります。

下書きをして、ペン入れをして、スクリーントーンを張る、などのプロセスを行います。

これらは今ではパソコンで液晶タブレットなどを用いる事によって、作業の簡略化とスピードアップが可能になったとは言え、非常に手間がかかります。


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懸念すべきコミックのデータとしてのコピーのしやすさ

私はコミック自体を読まないので、あまり詳細な事は知りませんが、コミックはインターネット上に違法にアップロードされたコミックの画像ファイルなどがあると言われます。

書籍をスキャンし、タブレットなどでデジタルデータとしてコミックを読む方法がありますが、一旦デジタルデータにされてしまうと、それの複製が非常に簡単に可能になってしまいます。



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コミックにはライブで生き残る方法がない

そのようなコピーのしやすさ、という意味では音楽CDなども同じ課題を持っていたのですが、それに対してバンドやシンガー達が、ライブ活動に中心を移し、そこでの物販もしくはライブでの収入を得る方法が主流となっています。

また、むしろライブ活動を自分達で推進し、流通をインターネットもしくはSNSなどの口コミで行う事によって、既存の音楽レーベル属さない方が、より多い収入が得られる、などの状況が現実的に発生しています。

それに対し、コミックはコミックを描く作業は基本的に孤独で、そして、集中力の求められる作業です。そのような意味でコミックがライブの活動を行うのは非常に難しいのではないでしょうか。

その一方で、小説家、エッセイストなどは講演会などを行える、にも関わらず、です



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コミックの時代性

コミックは自分が子供の時に読んでいたものを再び読み返してみると、非常に時代を感じるのです。

それは絵のデザイン、特にそれはコミックでも表現について流行り廃りがありますし、また、美術的な素養を身につけていないコミック作家はキャラクターなどを記号的に描いてしまうため、特に時代の流行に左右される傾向が強いように見えます。

デッサンなどを勉強し、しかるべき美術教養がある人が書いたコミックは時代を経たとしても、あまり古さを感じさせない作品がある事も確かですが、では、その美術的教養を一体どこで身につけるのか、また、コミック業界そのものが非常に低賃金の業界で、基礎教育を受けるのは非常に難しい、もしくは、まれな状態と言えるのではないでしょうか。

コミックは本当に生き残る事ができるのか

そのようなコミックを取り巻く環境者を考えてみると、確かに現時点ではコミックは非常に日本では発展している表現分野ですが、それが今後本当に生き残ってゆけるのか? を考えた場合、疑問を感じざるを得ません。

最近のコミック読んで、かなりパースにこだわった建物などが表現されています。それらは、ソフトウェアでレンダリングしたものを取り込んで描かれている事は理解できるのですが、ともかくコミックは手が非常に入り込んでいるのですよね。

とはいえ、本当にコミックという表現に対し、そのように手の込んだ表現が必要なのか、とも考えてしまいます。

結局のところ、コミックは夢追い産業として、過当競争があり、それが故に、そのように過剰な表現が成り立っているのかもしれませんが。

もっとシンプルな表現のコミックでも全然あり、だとは思うのですが。

今後のコミックのあり方とは

コミックという表現については、もう自分が好きなように書き、そしてそれをウェブサイトので発表する。

それを広告収入によって、いくらかのお小遣いを得る、つまり、あくまでも「趣味+α」の形が一番幸せなのかもしれません。

そうすれば締め切りに追われることもありませんし、描きたくないものを描く必要もありません

幸いなことにインターネットという媒体は、文字を書くものはアフィリエイター、ブロガー、などと自称する者達を多数輩出していますが、イラストを描けるものは極めて限られた存在となっています。

そのような状態を考えると、コミックは最初から紙媒体で描くことを意図しない、コミック専業で食べることを目的としない、副業としての表現を最初から目指すことは大いに現実としてあり得るのではないでしょうか。

また、コミックエッセイを描こうとするならば、いわゆる「ブロガー」たちと組むのも面白いかもしれません。

彼らからすれば、自分たちにできない表現としてのイラストレーションは喉から手が出るほどほしい表現でしょうし。

彼らとシニカルに組むことによって、一定程度の話題性を得る方法は大にあり、だとは考えます。

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