最初は全く期待していなかったのですが
実はこの本について、本を買う時にはそんなには面白区はないと内心思いながら買ったのですが、見事にそれを裏切られました。大変この本面白いですし、役に立つ事が多数書いています。
この本の著者は「島耕作シリーズ」を書いた弘兼憲史氏ですが、その漫画ととも手帳の使い方、もしくはその手帳にまつわるビジネスのあり方を書いています。
コミックの表現手段のは非常に強いです。イラストで表現すると、説得力があります。とはいえ、テキストが軽視されているわけではなくテキストも文章量自体は多くはないですが、非常に説得力があります。
べた褒めに近いかも知れませんが、私はこの手の手帳の本を何冊か読なのでいるのですが、その中でトップクラスの面白さ、もしくは実用性と言える一冊ではないでしょうか。
私の場合普段の仕事がプログラマー事で工程管理やもしくはクライアントとの打ち合わせなどが手帳のメインの使い方であるのですが、ここの本を見ていると手帳は単なるスケジュール管理だけではなくそれ以外のプラスアルファとしていかに使うか事を知事ができます。
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ファイロファクスタイプの手帳のメリット
私の場合、使っている手帳はA5サイズのファイロファクスタイプの手帳なのですが、このタイプの手帳は中身の入れ替えが自由で、自分の好きな使い方ができる点が非常にメリットです。
逆にデメリットとしては、サイズが大きい事でしょうか…。ただ、私の場合、基本的に外出時は必ず鞄を持っているので、そのカバンの中には常に手帳が入といる状態です。
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手帳の危機管理方法
この本に書かれていて、非常に私が納得、もしくは勉強になった点としては、自分の手帳に対する危機管理のあり方でしょうか。
その手帳を万が一紛失した時に、対するそなえ、つまり必要以上の個人情報やまたは業務に関わる重大な機密を書かない、もしくは書く際には何らかの暗号化などをして書く、といといった事でしょうか。
手帳を落とすのは人生において、かなりの悲劇ですが、それによって、自分が不幸になるのみならず取引先にまで影響を与えてしまうのは切腹モノの悲劇と言えるでしょう。
ただ、古さは隠せない
ただ、唯一苦言を呈するとすれば、本書中にパソコンとの連携について書いているのですが、ちょっとその部分は適切ではないのではないかと疑問も感じました。
今更パソコンをスキャニングや、それをパソコンのデータベースで活用って、それは少し古い考え方です。
パソコンの連携については、もう今はスマートフォンがありますから、手帳で絶対になくしてはいけないページをマートフォンで撮影しておくとバックアップが簡単に取れますし。
それをパソコンのあるフォルダに放り込むなりをしておけば、もうそれで全然いいと思うのです。
手帳は紙媒体として成立しているので、後でそれをパソコンと連携させる必要はないかな、と私は個人的な考えています。
とはいえ、非常に私的にはおすすめの一冊です。
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