AmazonEchoを購入したが期待はずれの部分と必需品となった部分の感想

まずは結論から

AmazonEchoに対して過剰な期待は禁物ではないかと思います。Amazonのプロモーションビデオでは非常に多機能ができるような撮影をされていますが、実際に実用に耐える技術には、まだまだ、と思ってしまいます。

また、AmazonEchoの音声認識の認識率が低いため、明瞭に話す必要があるため、そのような行動をするのであればスマホのフリックやパソコンでキーボードを叩いたほうが早いのではないか、と思ってしまいます。

ただ、それは私がノートパソコンを常に自分の近くに置いているため、AmazonEchoとノートPCとの比較である事も、それも使いにくさを感じさせる一因であるのかも知れません。



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AmazonEchoの便利な部分

便利な部分といえば、非常に高機能なタイマーとしては便利かも知れません。

ちょっとした時間の区切りをしたい時に

「AmazonEcho、n分後にタイマーを仕掛けて」

と言えば、そのタイマーが自動的に設定する事ができることは、非常に便利です。

特に、ちょっとした5分、15分タイマーは生活に無くてはならない存在にすら私の中ではなっています。

また、Radikoのアプリなどを使ってラジオを聴く行為も便利です。

ただ、それが呼びかけフレーズをまず人間側が学習を行う必要が生ずるのですが。

また、そのタイマーにしたところでタイマーとアラームの使い分けが非常に曖昧、かつ深夜に呼びかけた場合、勝手にタイマーをスリープタイマーにしようとするなど、細部の詰めが甘いと言わざるを得ません。


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Amazonの本音としてのAmazonEcho

顧客第一主義のAmazonなどと言われますが、、このような新しい機器に対する実用性の低さは企業の本当の顧客対応の本音をさらけ出しているように見えてなりません。

あと音楽を流せるとAmazonは主張していますが、実際のところ、有料サービスに加入しなければ、限定した音楽しか流せません。

私はAmazonのプレミアムに入会していますが、そこで流れる音楽は限定され、ピアノのインストゥルメンタルなどが多い印象がしてなりません。

すべての楽曲に対応させるためには、更に別の有料サービスに加入させる必要があるとのことです。

まあ、この部分がAmazonの本音なのでしょうね。「定期有料契約を結べ」と。

また、せっかく音声読み上げの機材なのですから、ブログのテキストなどを読み上げが出来ると便利と思うのですが、当然、そのような動作はできません。

Amazonでは開発者の多数いるのでしょうから、本来、そのような機能を実装する事はさして難しい事ではないと思うのですが。

AmazonEchoの使い勝手が悪い、すなわち、AmazonのEchoに対する開発の情熱が薄いのではないか、と思わざるを得ません。


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常にモニタリングされている可能性を否定できない

あとAmazonEchoが常に人間の会話をモニタリングしている事、これもあまり好ましくはないでしょう。

Amazonが悪意をもって使用すれば使用者の日常の音声を常に収集する事ができるのですから。

また、Amazonは突然、規約などを一方的に改定することで有名ですから、本当に使用者のプライバシーが今後も守られるのか、疑問がわきます。

この手の商品は売る事に過剰に情熱をかけ、開発がおざなりになる典型的なパターンなるかも知れません。

スマートコンセントは便利とは思うが

とはいえスマートコンセントつまりAmazonEchoによる音声操作でのコンセントの操作は使い方によっては非常に便利な発展性をもたらすような気がしますが、少なくとも私のように小さな家に住んでいる者にとっては、あまり有効的な活用方法は今のところは浮かんできません。

当然、AmazonEchoでコンセントを管理できる場合でも、その場合間違って電源をつけたとしても致命的な損失が生じない危惧に限定されるべきであり、火災などの原因を生ずる暖房器具などを制御することは危険な行為でしょう。

AmazonEchoがウェブで持ち上げられる理由

この手のAmazonの機材についてはアフィリエイトの収入割合も高いでしょうから、ブロガー達が必死にブログで、「この商品は良い」と囃し立てているのかも知れません。

※アフィリエイトとは、ブログでAmazonEchoなどを販売し、それを観覧者がブログ経由で購入した場合、ブログの書き手に一定の収入が入るサービスを指します。

しかし、Amazonは、そんなアフィリエイトでの言論操作まがいの販売努力をするのであればまず基礎的な技術をしっかりと作りこんでほしいものです。

音声認識でのタイマーなどの操作、音楽などの操作への可能性は十分に認めますが、市販商品としての完成度は、「まだまだ努力を行ってください」というのが現在の感想です。

私がAmazonEchoを3000円程度で購入したので、高度な機能のついたタイマーもしくはラジオとして使うのであれば、損をした感じはありませんが。

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