ウェブ社会と本音を考える一冊 書評 ソーシャルメディアの何が気持ち悪いのか

インターネットにおける日本人の深層心理考察した一冊

つまりウェブ世界において、特に十代の若者は自分の生き方というものについて、まだ指針が固まっていない、それが故に例えば日本という枠組みでの大きな物語であったりまた、周りの者と必要以上に協調性を保とうとする、という事が極めてわかりやすい形で出てしまっているのが現在のsnsやfacebook という媒体なのではないかと考えます。

インターネット世代とそれ以前とのギャップ

今の10代、20代前半の若者のは生まれた時からパソコンがあり、そして物心ついたころからもうメール、そして高校生ぐらいにはスマートフォンも存在していた、というある意味、それ以前の世代と情報におけるジェネレーションギャップの多い世代であると考える事ができます。



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その世代が外部に書くことは、これまで日本人があまり意識してこなかった共通認識を非常によく表す題材もしくは素材なのかもしれません。

インターネットが暴き出す日本人の深層心理

著者はこの本の中で、いわゆるウェブでの炎上についても取り上げているのですが、これについて私は深く同感をしました。つまり日本人が持っている正義心もしくは遵法精神、それらがウェブによって事さらに強調され、また日本人が常にそれを問題として考えているいじめことも重なりウェブでの炎上が行われるという図式ではないでしょうか。



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一方では、インターネット、とくにsnsやツイッターは記憶の構造もしくは 考え方そのままに大きな影響を与えていると言えるのではないでしょうか。

これまでオールドメディアと言われる新聞やテレビは一方的に受けるだけであり、ウェブが登場するまでは自らが発信するメディアを手に入れるためには、同人誌やもしくはコピー雑誌などを出す、という方法かなかったにもかかわらず、現在ではweb で、しかもスマートフォンを使えば自分の目の前の画像をすぐにアップロードする事ができる。

また、ある事柄を調べたい時は、これまであれば図書館に行って調べる、もしくは本を買って調べていたことが、それが全て目の前のスマートフォンで完結する事ができる。

また公開していい事項であれば、自分の生活の詳細をwebで記録する事ができる。

それらが人生に影響を与えないはずは無いと私は確信します。

それらは特に意図する事なく、自分が今何をしているしている、ということを一枚の写真としてアップロードされるという行為と密接に結びついているような気がします。つまり記憶を外部のwebに頼るという行為が現在進行形で行われているのかもしれません。

まとめ

つまりにsnsや twitter といったものはこれまで 表に出る事はなかった日本人の深層的心理をさらけ出すとともに、また記憶のあり方そのもの もう考えていく上で非常に興味深いテーマと言えるのかもしれません。



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