アウトドア系書籍の短文批評 その2

新・傷だらけの百名山

非常に考えさせられる一冊です。
この本が書かれた00年当時でこの有様なのですから、団塊の世代が大量退職しつつある今は一体どうなっている事なのでしょう。 一般マスコミが絶対に伝えないであろう、山岳に関する皇族関係の方についての記述も読み応えがあります。それに賛同するかどうかは全く別の話ですが。

百名山、と言う有名な基準に多いに疑問を投げかける一冊となっています。
全体的にルポの形式なのですが、文章が読みやすい一冊に思えました。
2010年02月01日に読了


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裏の山にいます

オシャレ系のアウトドアとは対極にある本かもしれませんが、 大変興味深く読めました。
エッセイ形式でつづられているのですが、一つ一つの話に含蓄があり、なかなか考えさせられます。
また、この本では食に付いてもかなり詳しく書いています。ゲテモノと言われそうなモノも多くありますが、全体を通して、なかなか好感の持てる文章の書き方です。
2010年01月30日に読了

間違いだらけの山登り―「知らなかった」ではすまされない62項目

ベーシック+@という感じの本でしょうか。
登山では何が「正解」って有る訳ではないので、この本はこの本でOKではなろうかと。
結構危機意識の部分もきちんと書かれていますし(の割にはツェルトの記述はなかったのですが…。)
あと、昼食の考え方とかはかなり参考になりました。
2010年01月27日に読了

小屋の力―マイクロ・アーキテクチャー

小屋に関するオムニバス本、と言うべきでしょうか。
基本的には面白い本の類だと思うのですが、私個人としてはこの出版社の洋物好きなバタ臭さが少し気になりました。
かなり厚い本なのですが、基本的には小屋の外観と存在意義の記述で、建築方法、法的な記述はありません、
どうせなら国内限定で深く掘り下げてもらったほうが面白かったのですが。
良くも悪くもビジュアルを意識し過ぎの本かもしれません。
2010年01月23日に読了

神に頼って走れ!―自転車爆走日本南下旅日記

着眼点は悪くは無いと思うのですが、
全体的に薄味すぎ、な感じは否めません。
せっかく自転車で日本を半分縦断したのならもう少し濃いテキストを書く事が出来ると思うのですが。
この著者は旅行記系をかなり書いている模様なので、あくまでも旅の一バリエーションとしての方法なのかもしれませんが。
2010年01月20日に読了


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沈没日記

海外の物価の安い宿場に何日も停泊する、沈没。
そんな旅行を繰り返す著者による一冊です。
私は海外には行きませんが、それでもなかなか楽しく読めました。
特に面白いと思った点は、日本人トンデモバックパッカーや周囲の視線への反抗などなど。
奇麗事を書いている旅行記などより何倍も楽しく読める事請け合いです。
2010年01月17日に読了

サバイバル登山家

基本的には良書です。
このように書いたのは、後半部分の雪山についての記述が蛇足のように思える為。同部分は無かったほうが良かった、もしくはもっと短くても良かったと思います。もちろん、著者が常識的な登山を行っている事の証左でもある記述なのですが。

著者の言う、便利さを自ら放棄しより困難な手法で自然に向かう行為には哲学的なものすら感じてしまいます。しかし、途中で他の登山者に食品の恩恵を受けようとしたりする、人間的な部分がさらに彼の行動と日常とのギャップを意識させます。

ただし、かなり登山用語が出てくるので、それ相応に知識がある人が読むとより楽しめると思います。
2010年01月13日に読了


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