電子書籍、kobo-touchのだめな所と、ごく若干のメリット、電子書籍は無意味

そもそも私は電子書籍で新刊を読もうとする意図自体がないのですが。

主に自炊した本を読むために買ったのですがかなり意図した機材とは違ってたので、その後悔の意味を含めて記述します。

標準ソフトウェアの反応の鈍さ

やはり使用中のストレスとして最大の原因は非常に反応が鈍いということになります。体感的にコンマ何秒か程度のタイムラグがあるような気がしてなりません。

またそれはソフトウェアの問題のみではなくEインク端末そのもののレスポンスの遅さというものも原因としてあるでしょう。

本来、電子書籍専用機材というメリットがあるにも関わらず、このようなタイムラグがある原因として消費電力を抑えるために、意図的にレスポンスを悪くしている可能性もありますが、それは見かけ上のスペックを伸ばすために、使いにくくなっている本末転倒な状況ではないでしょうか。

画像が読みにくい 目は疲れにくいが

確かにいいインクの画面はバックライトがないためタブレット端末のように光によって目が疲れるとことはありません。それは事実です。

しかし、画面が小さいためにその小さな画面を見ることの疲れが今度は出てきてしまいます。
それはコミックではなく、小説などの場合は文字の大きさを変えることができるため、幾分、それは改善されるのですが、では電子書籍とはテキストの媒体のみの販売端末ということになってしまうのでしょうか。

これは本来、コミックなどを読む際は非常に疲れるということを不都合な事実としてより広められるべきであると考えます。

また自炊した書籍などを読む際に、タブレットで読む場合、普通のタブレットでもブルーライト対策をすれば普通に使えます。むしろ、e-ink端末とブルーライト対策を行ったタブレットを比較した場合、イラストなどが対応された書籍では、明らかにタブレット端末の方が疲れが少ないという気がしてなりません。

拡張性に乏しい

標準状態では非常に拡張性が乏しいです。ソフトウェアに関しては押し付けのアップデートはありますが、アップデートしたところで、それが大して便利になったという感じはしません。

小手先のアップデートをするのであれば、そもそもの動作の遅さについて真剣に向き合うべきではないでしょうか。

紙書籍のランダムインデックスがほぼ不可能

電子書籍の大きな欠点として、レスポンスが遅いためランダムインデックス、つまり普通の本であればページをぱらぱらとめくり、興味のありそうな部分を読むという行為が、事実上不可能である点があります。

これは特に技術書などにおいて、自分の興味分野を短時間で探す行為は全く不可能であることに他ならず、極めて用途を狭める原因となっています。

Androidを導入できるが

少なくとも楽天koboにおいてはandroidのosを非公式ながら導入することは可能です。しかしその手順は非常に面倒ですし、また、普通の人だと、途中の作業でsdカードのパーティション変更の際に最悪パソコンごと壊しかねないリスクすらあります。

また、androidにOSを変更しても、OSのバージョンが低く、かつ、低スペック、かつ、反応が鈍いため、使用できるソフトウェアの選択肢が非常に狭いです。

存在自体が書籍文化に対するデメリットを生む

電子書籍「しか」出版できないのは、その作家のレベルを表すものです。結局電子書籍とは、これまでの書籍業界にあった玉石混交における「石」の部分を増やしただけなのかもしれません。また、まともな作家であれば電子書籍「のみ」で出版されることを歓迎する、などということは絶対にありえないでしょう。

少しのメリット

コミックや、小説などの、「先頭から順繰りによむ、かつ、読み捨て」のコンテンツを読むには良い機材なのかもしれません。ただ、私はそもそもそのような読み方をしませんし、お金を払って入手したコンテンツがこのレベルの組版、解像度であることには耐え難いものがあります。

書籍とは、コンテンツを買うこと「のみ」ではなく、その書籍のデザイン、組版などを含めて購入するものですから。電子書籍とはそれらの書籍のコンテンツの根底部分を破壊しかねない危険性があります。

結論 電子書籍は「特定の使い方」以外は買うメリットがない

正直なところを電子書籍の端末とは上記に挙げたような、読み捨てコンテンツ以外では使いようのない端末と言えるでしょう。

事実、これはアマゾンのkindleや楽天のコボの双方において言われることですが、最初に予想された電子書籍の使用台数よりもかなり少ない台数しか市場に出回ってないと言われます。

それは上記に書いたようなデメリットを考えると十二分に理解できる事態です。アメリカなどではペーパーバックスが読み捨ての書籍として大量に流通していると言われますが、日本の場合、やはり書籍というものについて、それが実際の「モノ」として所有する楽しみというものも国民性としてあるのも確かでしょう。

備考 なぜインターネットで電子書籍は無条件に肯定されるのか

インターネットで電子書籍のことを調べるとむやみやたらと肯定的に書くウェブサイトが非常に多いのですよね。

それはなぜか。それは電子書籍を紹介することによって、その記事を書いた者にお金が入ってくるという、極めて即物的な理由があるからです。

それはアフィリエイトと呼ばれる方法なのですが、電子書籍についてはそのアフィリエイトの収入が他の機材よりもより多く収入を得ることができるという事実があります。それは無論楽天やアマゾンなどの販売戦略によるところです。

つまり上記に書いているような、極めて深刻な問題点を何ら記述せず、ひたすら自分の小銭稼ぎのために電子書籍のメリットを多くの者が書いている状況です。

これは、小銭のために自分の魂を売り飛ばした、と罵られたとしてもやむを得ない状況ではないでしょうか。

また、実際、それらのヨイショ記事を書かせる電子書籍の販売方法は、それは文化に対する重大な挑戦である、とさえ、言わざるを得ないでしょう。

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