モノクロ写真の美しさ、白黒写真とカラー写真との美しさの違いの理由

最近、写真を撮影しているのですが

私は、このブログにあまり写真を掲載していないのですが、実際に様々な場所に行った時に写真を撮っていて、それをこのブログにも掲載をしようという気持ちはあるのですが、いかんせん,wordpressなのでアップロードが面倒と言うこともあり、今まで、それがあまり実現できていないという状態です。



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大量の写真のモノクロ化の一例

さて私は色々な風景撮影はどこかに行く度に撮影しているのですが、その写真を先日、戯れでカラー写真からモノクロ写真に変更してみました。

ちなみにこの時に使ったソフトウェアはcygwinというWindows内に作るlinuxの疑似環境で、そこにimagemagickをインストールし、そこからコマンドラインで行いました。この方法で行うと数千枚程度の画像ですら処理時間はかかりますが、手間としてはスクリプトひとつで非常に簡単に変換を行うことが可能です。

とは言え、単純に変換だけではあまり魅力的な写真とはなりません。

GIMPなどを使ってコントラストを調整しなければなかなか面白い写真となるのですが。

実際に様々のウェブサイトを見てみると、いわゆるモノクロ写真として面白い写真を撮るためには、予め「モノクロとしての出力」を意識した撮影が求められるようです。

それはコントラストを意図的に高めた風景や、また、色がないのですから形によって説明を行う、などの意識のようです。



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カラー写真とモノクロ写真の審美眼の変化

さて、それらのモノクロ変換した、これまでのカラー写真を見ていたのですが、カラーの時とはまったく異なる印象なのです。

また印象が異なるだけではなく、カラーの時は良いと思った写真がモノクロにするとそうではなく、またその逆に、カラーの時は大して良くなかった写真がモノクロにするとよくなるという現象も起きます。

もちろん、何が良い写真か、何が良くない写真かとは、あくまでも本人の主観に基づくものですが。

これについて私は以下の様に考えています。

カラーの写真とは、人間の記憶を再生するきっかけであり、そこには形があり、色があり、脳の記憶という部分を呼び起こす、それはイラストレーション的な効果を持っているのかもしれません。

一方それに対し、モノクロ写真とはカラー要素が排除されたことによって、グレースケール、つまり明暗のみによる表現です。

そのような写真を人間が見るとき、モノクロ写真で写っている対象物は一体どのような構造をしているのか、どういうことを考えることを写真が人間に強制するのではないかと考えます。

また、カラー写真がイラストレーション的であるとするならば、モノクロ写真は彫刻的な対象物の認識を脳内でしているのではないか、と考えます。

事実、カラー写真とモノクロ写真では脳の中でその対象物を考える脳の部位が異なっているのではないか、とすら思ってしまいます。

モノクロ写真は、それが「何を写っているのか」を一瞬とはいえ、考えざるを得ません。

その為、カラーでは記憶の再現として見てしまう写真が、モノクロでは、考えることによる記憶の呼び出しプロセスにおいて、付加された情報も一緒に呼び出し、カラー写真と異なる印象を与えているのではないでしょうか。



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モチーフの良さの変化

モノクロ写真とは、白から黒までの範囲の表現です。

カラーの場合、そこに明暗+色が存在するため、比較的フラットな表現であったとしても、それで成立しますが、それに対しモノクロ写真とは白から黒までの段階しか存在しないため、その段階を広範囲に使う写真、つまり真っ白から真っ黒までの段階をすべて使っている写真がより情報量が多い、すなわち良い写真、と脳は認識しているのでしょう。

おまけ

今回モノクロ写真について色々と書きましたが、この写真と言うのは実はスマートフォンや携帯電話で撮影した写真ですが…。

とはいえ、それは、モノクロ化することにより、新鮮にそれらの写真を見ることができました。

あくまでも趣味としてですが、今後、モノクロフィルムのメカニカルカメラ、いわゆる銀塩カメラなども撮影できると面白いかなと思います。

それは撮影云々と言うよりは、自分のを撮影するプロセスを楽しむということですね。

とはいえ、カメラ趣味は高い機材を買わなくとも、現在の手持ちのスマートフォンのカメラだけでも十二分に楽しめるのではないか、とも私は考えています。

また、別の余談になりますが、せっかくモノクロにしたのであればモノクロのプリンターで紙出力をしてそれを簡易的なアルバムとして持っておくと楽しいかも知れません。

現在のJPEGデータはデジタルデータであり、それはかなり気をつけねば保存が難しいでしょう。

それらのデジタルデータが100年後残っているか、は甚だ疑問です。

それよりは紙にインクで印刷しておけば、保存状態さえ良ければ少なくともデジタルデータよりは100年後に残っている可能性が高いでしょうから。



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